令和の時代でも、ブラック企業に悩まされている方は多いと思います。
なぜブラック企業が生まれるのでしょうか?
それは、組織のトップに問題があることが多いです。
そう、社長に問題があるのです。
「社長、頭おかしいんじゃない???」
「社長、昨日と言ってることが違う!」
なんて思うことはありませんか?
組織の雰囲気や人間関係は、良くも悪くも社長が作っています。
なので、社長の頭がおかしい場合、今後も改善は見込めません。(キッパリ)
今回は頭のおかしいダメ社長の特徴を9つ紹介します。
あなたの会社の社長は大丈夫でしょうか?
確認していきましょう!!
1.自分がルール
頭のおかしいダメ社長は、基本的に自己中です。
自分さえ良ければOK、他の人間はどうでもいい。
そんな考え方が常に垣間見えます。
特徴としては、
・言動と行動が一致しない
・一貫性が無い
・自分優先の言動が多い
・公私混同
・贔屓
このような特徴が当てはまったら、注意が必要です。
今後もダメ社長に振り回されることになるかもしれません。
2.法令遵守への意識が低い
会社として法令順守は当然です。
しかし、社長の法律への意識が低いと、会社の製品・サービス、労働環境にも大きく影響が出ます。
例えば、
・製品の性能を偽って販売する
・違法なもの(こと)を製造・販売・提供する
・労働時間、時間外手当、などに問題あり
最近ではニュースでも会社の不祥事が報道されることがよくあります。
違法という認識は無くても、法令順守への意識が低いと、知らずに法令違反をしている可能性もあります。
特に残業代の未払い、有給休暇の取得を拒否する、等はよくあります。
社長をはじめ、経営陣の法令への意識は確認しておいた方がいいでしょう。
3.ハラスメントが多い
社長からの直接のハラスメントもあると思いますが、直属の上司からのハラスメントもあると思います。
しかし、会社の雰囲気を作っているのは社長です。
・社長がセクハラやパワハラ等を黙認している
・パワハラしてでも目標を達成しなければならない社長からのプレッシャーがある
・そもそも社長(上司)の頭がおかしい
特にセクシャルハラスメント(セクハラ)、パワーハラスメント(パワハラ)などは、事業主が対策するように法律で義務付けられています。
参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html
※厚生労働省HP
ハラスメントが横行して、容認されているような職場であれば、早く転職することをおすすめします。
4.気分によって感情の起伏が激しい
頭のおかしいダメ社長の典型として、「感情の起伏が激しい」があります。
子供は自分の思うように行かなければ、ぐずったり、駄々をこねることも理解できます。
しかし、社会人経験も豊富な社長が、自分の感情をコントロールできないのは問題です。
気分によって経営判断が変わることになります。
周りも、社長の機嫌が悪い時には報告を控えるようになります。
場合によっては判断が遅れ、更に機嫌が悪くなり・・・。
このような負のスパイラルに陥ることも少なくないでしょう。
自分の周りに感情の起伏が激しい人がいると、心身ともに疲弊してしまいます。
ましてや社長がそれなら、会社がダメになるのも時間の問題だと思います。
5.自社製品・サービスへの興味・知識が乏しい
経営者ならば、自社で提供している製品・サービスには詳しくて当然です。
知識・興味・関心があってこそ、今後の方針の決定や改善ができると言えます。
しかしダメ社長、特に2代目社長は売上げや利益しか見ていない場合もあります。
現場を知らず、発言も机上の空論でしかありません。
そんな人に意見を言われても、実際に仕事をしている立場からすると、聞く気にならないですよね。
口だけのダメ社長の典型といえます。
6.金銭にだらしない
社長という立場から、「会社のお金は自分のもの」と勘違いする社長もいます。
何でも経費で処理できると思い、高級車を買ったり、毎晩飲み歩いたり。
このタイプは不倫に手を出してしまう経営者も多いです。
僕が勤めていたブラック企業でも、社長の不倫がバレてました。
父である会長が亡くなり、相続の時にバレたみたいです。
離婚の危機にも陥ったそうですが。。
とにかく、金銭にだらしない、会社のお金を使い込むダメ社長には気を付けてください。
ダメ社長は、「従業員に還元」なんてことは一切考えていませんから!!
7.社内外から信頼されていない
頭がおかしい社長は、社内だけでなく社外でも評判が悪いです。
自己中な言動や、おかしな行動も当然のごとく周りは気付いています。
社内では、従業員の間で社長の悪口が飛び交っていることでしょう。
酷い会社だと、誰1人として社長の見方をする人はいません。
社長の前ではイエスマンを演じている人も、陰で悪口を言っています。
社外で信用を失っている場合、取引先から良い様に利用されてるかもしれません。
「あのバカ社長、おだてておけば何でもするから」
こんな感じで面倒な仕事ばかり回されることでしょう。
場合によっては無償で受けてくる場合もあります。
社長の人間性は大切です。
ぜひ社長を観察して、見極めてください。
8.2代目社長、経営陣が親族ばかり
よく2代目社長はダメ社長、と言われます。
・何も知らずに先代の経営方法から変えた結果、経営状態が悪化する。
・従業員との関係が悪い
・事業を拡大しすぎる、既存顧客を大切にしない
・自分よりも能力の高い社員を敵視する
ダメな2代目社長には、こういった特徴が見られます。
もちろん、全ての2代目社長が悪い訳ではありません。
優秀な経営者も当然たくさんいます。
ただ、勘違いしている2代目社長も多いのかもしれませんね。
あなたの会社の社長は大丈夫ですか?
9.全てにおいて社長の承認が必要
頭のおかしいダメ社長の共通点です!
何でもかんでも「全てにおいて社長の承認が必要」と考えています。
実務ひとつひとつを確認するなんて、社長の立場ではあり得ません。
ただでさえ経営の仕事が忙しいはずなのに、細かい仕事の確認なんて時間の無駄です。
それに、社長が承認するのであれば、各部門の管理職の立場はありません。
このタイプの社長は、何かミスがあった時に
「私が見ていないところで好き勝手しやがって!」と難癖を付けてきます。
組織的な役割分担も理解していないダメ社長。
権限を社員に譲渡しない社長は、本当にダメ社長です。
まとめ
今回は、ブラック企業にありがちな、頭のおかしいダメ社長の特徴について紹介してきました。
いかがでしたか?
あなたの会社でも、社長の言動・行動・考え方などを観察してみて下さい。
これらの9つの特徴に当てはまっていませんか?
当てはまっていなくても、あなたが違和感を感じるようであれば注意した方が良いかもしれません。
社長が頼りないと、会社が傾きますよ!!
以上、参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。