ブラック企業の労働時間には特徴が!?あなたの残業は大丈夫?

ブラック企業の特徴の代表といえば・・・。
そう!長時間労働です!!

労働時間が長過ぎると、肉体的にも精神的にも病気になってしまいます。
「やりがい」や「給料」など、満足している部分があるなら良いですが。
中には自分が働いている会社がブラック企業だと気付いていないことも少なくありません。

あなたが働いている会社、「労働時間が長いな。。」
と思っているなら、この記事を読んで確認してみてください。

今回は、労働時間についてのブラック企業あるあるを紹介します。

目次

1.時間外労働が長い

基本的な会社は、1日の労働時間は8時間、というところが多いでしょう。(休憩時間は含まず)
1週間に5日間の勤務で、1週間に40時間。
1カ月の出勤日数が20~22日だとすると、1ヶ月で160~168時間。
これが一般的な働き方だと思います。

しかし、仕事が多い時には残業も必要。
実は、時間外労働は36(サブロク)協定で上限が決められているんです!
月に45時間までなんです。
知ってましたか?

なので、この”45時間”というのが時間外労働におけるブラック企業かどうかを見極めるラインとなります。
時間外労働が45時間を超えている月が続いている様であれば要注意!

人員募集や仕事の調整など、会社に動きが見られない場合は長時間の時間外労働が今後も続く恐れがあります。
ブラック企業体質の会社の可能性が高いでしょう。

2.勤怠管理がされていない

「なんとなく労働時間が長いと思うんだけどなぁ」
そう思った人は、会社が勤怠管理をしてくれていないのでは?

勤怠管理の基本としては、タイムカードによる管理が代表的です。
誰が何月何日何時から何時まで会社にいました、という証拠になります。

僕が勤めていたブラック企業では、タイムカードはありませんでした。
毎月配られる出勤表に、出勤した日付の場所にハンコを押す。
これでは、誰が何時間働いたのか管理できません。

こういう会社はサービス残業を強要する為に管理していないこともあります。
ブラック企業かな?と思ったら、勤怠管理の方法は確認してみてもいいかも。

ちなみに、未払い残業代の請求を考えているなら、勤務した時間の証拠を残しておいた方が良いですよ!

3.時間外の日常業務

就業時間外に日常業務的なルーティンを設定している会社もあります。
例えば、就業時間前の掃除、整理整頓。
ミーティングや朝礼、など。

本来なら、これらは会社から参加が指示されている場合が多く、働いた時間として認められます。
就業時間外に行われている場合残業代が発生する対象となります。

なんとなく時間外に強要されているなら、ブラック企業の文化が根付いているかもしれませんね。。

4.管理職の残業代が出ない

「管理職は残業代が発生しない」とよく言われます。
しかし、正確には「管理監督者は残業代がでない」が正しいのです。
なので、一般的な管理職は残業代が発生します。

管理監督者には、労働時間や休憩時間、休日などの制約がありません。
会社を背負う責任者の一員として責任を担っている立場の人です。

ということで、一般的な管理職なのに残業代が出ない、というのはブラック企業の匂いがプンプンしますね。

5.有給休暇が取れない

有給休暇は労働者の権利です。
労働者が有給休暇を申請した場合、会社は基本的に認めなければいけません。
有給休暇を申請しても取れない、もしくは取りにくい雰囲気の社風の場合はブラック企業の可能性が大です。
特に、以前は「有給休暇を取得するのに理由が必要」という会社が多かったのですが、それも減ってきています。
世間的には「有給休暇を取りましょう」の流れなので、それも頭に入れておきましょう。

ただ、実は会社が有給休暇の申請に対して交渉する権利はあります。
それが「時季変更権」です。

会社にとって重要な日、例えば年に1度の棚卸しや、繁忙期のじきなどには、できるだけ全ての従業員に出席してもらいたい。
そんな時に、会社は有給休暇の日程を変更してもらえないか、従業員に対して交渉できる権利のことです。

これは「有給休暇を取らせない」のではなく、「日程を変更してもらいたい」ということです。
ブラック企業とは意味が異なりますのでご注意を。

6.慢性的な人手不足

ブラック企業の労働時間が長いのは、慢性的な人手不足が原因になっていることが多いです。
 ・人は辞めていくけど、なかなか入って来ない
 ・優秀な人材、ベテランの人材が育たない
 ・そもそも人件費に予算を回さない

などなど、それぞれブラック企業によって理由はあるでしょう。
共通しているのは、「人手不足で労働時間が長くなる」ということ。

残業が多い場合、その状況が今後改善される見込みがあるかどうか、これがブラック企業を見極める大きな判断基準となるでしょう。

まとめ

ブラック企業の特徴「労働時間」について詳しく紹介してきました。
いかがでしたか?

今回紹介したブラック企業の労働時間については、それぞれ更に詳細に説明した記事を用意しています。
各項目のリンク先をご確認下さい。

ブラック企業に勤務していると心も体も疲れてしまうので、早めの対策をおすすめします。
退職や転職サポートもしますので、ブラック企業脱出も検討してみては?

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